fetus Diary
2008/09/04(木) - PHSが“メガ”を超える日──ウィルコム 近氏に聞く「W-OAM typeG」の高速化
ウィルコムが現行PHSの高速化で狙うのは、スペック上の通信速度で1Mbpsを超えることだ。他社は「下り最大7.2Mbps」といったスペックでユーザーに速さを訴求しているが、上りはあくまでも最大384kbpsであり、当然下りのデータ通信速度も、実測値で7.2Mbpsも出ることはない。
「他社は、これからユーザーが増えてさらに混み合ってくることが予想されるので、データ通信の実効速度は遅くなることはあっても速くなることはそうそう考えられません。しかし、我々は基地局の回線をISDNから光ファイバー化する作業を進めており(スペック上は512kbpsから800kbps に高速化)、実効速度は上がりつつあります。さらにW-OAM typeGで1Mbps以上の速度が出せれば、HSDPA陣営のサービスを実効速度で上回れるのではないかと思っています」(近氏)
近氏によると、回線を光ファイバー化した基地局での通信は、実効速度が400kbpsを超えており、RTT(Round Trip Time)も下がって、ユーザーにはとても好評だという。この速度が仮に1.5倍になって600k~700kbpsを超えるようになると「カバーエリアの広さと実効速度で実力ナンバーワンになれます」(近氏)
ウィルコムがフォーカスするのは、カタログ値で最高速度をマークすることではなく、実行速度、すなわち実力値で日本一を狙うことだ。同社の試算では、実力値でナンバーワンの座を獲得するためには、1Mbps弱の実効速度で安定した通信ができることが条件になっているという。
「1Mbps弱の安定した速度でサービスを行えることのバリューは大きいはずです。安定して700kbpsぐらいの速度が出れば、インターネット上のほとんどの動画は問題なく視聴できます。現状、AIR-EDGEに不満があるとすれば、それは動画の視聴が少々辛いという点だと認識しています。動画がきちっと見られれば、ほかにそこまでの通信速度が必要なものはあまりないのではないでしょうか」(近氏)
それはどうだろう…。
信者とマニア以外にはカタログスペックこそ大切な気がするけど…。
e-mobile が「7.2Mbps!」って宣伝している横で、「実効速度 1Mbps! 他社の実効速度は…」なんて書いても売れるのかねぇ…?
Softbank Mobile の商法は好きじゃないけど、SBMの『一見料金を安く見せる』みたいな『一見』の部分しか見てくれないのが一般の消費者なんじゃないのかなぁ…
# 「一見」が大切だからこそ CATV が 160Mbps なんてサービス(実効 30Mbps くらいらしい。30Mbps ならフレッツ光とあんまり変わらないよね)やってたり、他の回線でもベストエフォートとか共有何人とかをあまり強調せずに単に理論上の最大値である「100Mbps」とか言ってるんじゃないのかしら(環境によるから実効速度を提示しづらいというのもあるだろうけど)。
## そもそも実効 30Mbps なんて現状では大多数のユーザには超オーバースペックであることはとりあえずほっとく。サーバ側で 10Mbps 共有だったりとか珍しくないし。
- 08/09/04
11:1711:21
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